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November 07, 2010

自転車と表参道と相続税と

非常に天候に恵まれたので、佃くんだりから表参道の
美容室まで自転車で行ってきました。

表参道に着き、所持金が少ないことに気づき、
地下鉄の表参道駅のほぼ真上にある東京三菱
UFJの支店によりました。
銀行のドアの脇に自転車を立てかけたところ、
いかにもそこに住んでいる風情の太り気味の
おっさんがくわえたばこでやってきて、ガラスなので
立てかけるな、と言ってきました。
割ったりした場合はこちらの責任なのは明白なので、
そのような事を言われる筋合いもないのですが、
そうですかと、受け入れることにしました。

その後、続いて「外におけ」と言われたので、頭の回転が
悪そうに、
「ん?ここ外ですよ?」と返しました。
すると、不愉快そうに(元々不愉快そうだったが)、
「敷地の外だよ」と言われました。どうやら地主か
その1人のようです。
相手の主張根拠である身分を問いただそうかとも思いましたが、
言論ゲームを楽しむ風体にも見えなかったので、
ちょっと気が引けて止めておきました。

さて、
懐を補強して美容院に向かいました。
美容院はヘアディメンションから独立した方の経営する
Brilliantという店です。

こちらの隅っこに自転車を置こうとしたところ、
これまた大家というか地主らしき初老の夫婦がたまたま
現れて、どこに用事だ?と聞きます。
「お宅のテナントだ!」と思ったのですが、言葉としては
「この美容室ですよ」と丁寧に対応しました。
すると、車の出し入れに邪魔だからどこかよそに
止めろと言ってきました。
隣地との境界線上の公道に電柱があり、その電柱の手前
に立てかけているので、誰がどう見ても邪魔にはなりません。
「これが邪魔になりますか?」
「敷地から出してください」
というやりとりになったので、欧米人のようなジェスチャーを
して立ち去りました。ごまめの歯ぎしりとして、
小馬鹿にした風が伝わればよいのですが。

近年、相続税の税率引き上げが議論されています。
私は税率引き上げには反対です。
相続税という正統性もよくわからない税金により、親の住んでいた
家から追い出されるような事態は、まっとうな世の中とは
思えませんし、なによりも文化というものはそれなりの
裕福な人間によって庇護・育成され、伝えられていくものだと
思うからです。

しかるに、この手の狭小な利権意識をもった地主が
都心にごろごろしているかと思うと、心情的にはお上に
それらの権益を取り上げてもらいたくもなりますね。
自分の貸しているテナントの客なのだから、
「自転車を往来に止めたら、歩行者の邪魔になるので
 敷地内に止めろ」
くらい言ってもらいたいものです。

美容室には、いずれ土地も自前でもって、駐輪場も整備して
くれるよう、お願いして帰路につきました。

おわり

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